オーダーサイズ[¥5,500] または既製サイズで心配な方は[ 幅・甲・長さ ]をお測りしてカートページにお進み頂き、備考欄にご記入ください。
※現在の納期:約7カ月※
こちらの商品はオプションに合わせてお客様一人ひとりに受注生産でお作りしております。
CLASSIC TASTE

無骨さ、上品さ、ワークとドレスを組み合わせた、チャッカブーツ Traster (トラスター)。
独自のナローラストにより履きやすさやシワつき、経年変化を重ねることで味わい深いエイジングが生まれるよう設計されている。柔らかくも分厚いホースバットレザーによる重厚感が、履き込むことで足の形状・歩行に最適なクセがついてくる。
製法
ハンドソーンウェルテッド製法
製法は、数百年前から最高級靴の伝統製法として知られるハンドソーンウェルテッド製法。
糸づくりから始まるその製法は、縫い糸を松脂や蝋で加工し、ひと穴ずつ手で開けながら縫っていく時間と手間がかかる作業である。天然素材にこだわったこの製法は、吸排湿性に優れているため、湿気を外に逃がしてくれるため、蒸れにくい。

構造的にも堅牢でありながら、初めから履き心地も軽く、馴染みやすく、年数が経っても安定した履き心地である。
採寸オーダー(ご希望の方)
本来、店舗でしか行えなかったオーダーメイドを、自身で採寸してもらうことで可能にした次世代オーダーシューズ。日本人は欧米人に比べ足幅が広く、甲高な方が多いため、既製品のサイズが合わない人が全体の3割に上る。そのため、一人でも多くの方に履いてもらいたいという想いから動画視聴による採寸を可能にした。(測り方はページ下↓の動画で詳しく載せてあります。)
※オーダー(+¥5,500)ではない場合でも、サイズに心配な方は測っていただいた上でご記入ください。

Upper Leather
イタリアンホースバットレザー [Black / Mahogany]
馬の臀部(コードバン)手前から腰までの希少部位を渋なめししたフルベジタブルタンニン鞣しで作られています。
胴体の革よりも肉厚で堅牢な質感と、馬革特有のトラ、傷が漢らしく目立ちます。
履き込むほどに艶感が増し、シワの入りや、傷つけば茶芯が覗き込み、経年変化が楽しめます。
Argoでは製造途中の状態で仕入れ、独自に染め上げており、柔らかく、履き心地に適した、しなやかな革質に仕上げている。
中でもマホガニーは一点一点染め上げるオリジナルカラーであり、エイジングを重ねると艶感、厚みのあるシワ感からヴィンテージ感ある風合いになっていく特徴がある。
クロムエクセルレザー[Black/Burgundy]

↑[Burgundy]
Sole
レザーソールにハーフソールとCat‘s Paw ヒールを組み合わせたアウトソール。
薄いソールにより返りが良く、他のソールに比べて軽い仕様になっている。
Toe Box
[ Toe Box or Flat Box ]

Box Toe : つま先に硬く芯が入った通常のタイプ。
Flat Box : 芯が入っておらず、履き込むと次第に平たく、反り上がり、履き心地の良いフィッティングを楽しめる。
※現在の納期:約6カ月※
品番:Traster【トラスター】
-商品説明-
アッパー : ホースバットレザー
ライニング : カウハイド
ソール : レザーソール
ヒール : Cat’s Paw
・この商品は受注生産のため、ご購入後、通常納期3ヶ月後発送となります。
ご不明な点がございましたら、ご連絡ください。
-サイズ-
オーダーサイズの場合の測り方
※靴下を履いた状態で採寸してください。
可能な限り、立った状態でもう一人に手伝って頂いてお測りすると正確に測れます。
・縦の長さ・幅・甲の3点を測り、記載してご注文ください。
※オーダー(+¥5,500)ではない場合でも、サイズに心配な方は測っていただいた上でご記入ください。
返品について:オプションオーダー製品のため、ご注文確定後のキャンセル、不良品以外の返品・交換は行っておりませんのでご了承ください。
・商品は当店にて十分注意して出荷しておりますが、万一商品に破損や汚損等があった場合、返送料は当社負担にて商品到着後7日以内に限り交換させていただきますので、その際はメールかお電話にてご連絡ください。
万が一サイズが小さい場合は5mm程度でしたら幅を無償で広げることが可能です。
また、大きい場合はオリジナルインソールで5mm程度小さく致します。

熟練の靴職人兄弟によるこだわりのHAND MADE BOOTS
Argoについて

初めて買った革靴は18歳の時のレッドウィングブーツ。ある日、水溜まりを踏んでしまったときに中に染み込まなかったことに感動した。次の時は、車のタイヤに踏まれたが、全くへこまず、どうもなかった。このことをきっかけに『ブーツの凄さ』『どんな構造なのか』と興味が湧いたようだ。そこから、ブーツを手作業で作れることを知り、靴の学校に通うようになり、靴の世界へのめり込んで行くことになる…。

創業者の田中は熱く語る。
「靴の学校に通い、紳士靴の基礎は学べたのですが、そこからは独学でした。身近な人にオーダーしてもらうことから始まり、試行錯誤の繰り返し。一足の靴を作ると言っても、靴のシワの入り具合、フィット感など、いくつも課題が出てきます。時には浅草へ修行に行き、様々な方法を試して、課題を消化していきました。それは10年経った今でも変わらず新しい課題を日々解決していっています。」
そう語る言葉からは、靴に対する強いこだわりが垣間見える。
「僕が靴作りをしている時に、大学生だった弟が余った革の端材で革小物を作っていて、、そのうち靴作りに興味を持ち出して、どうせなら2人で靴のブランドを立ち上げようと。ですが、経験が乏しいということもあって、まずは世界中の靴を知ろうと思い、修理から始めようと。」
"靴ブランドを立ち上げる"為に、今の靴を知る。その目的のために動き出した兄弟は、それぞれ別の靴修理店に修行しにいった田中兄弟。
1年後、"靴修理のArgo"としてスタートした。


その後Argoは、靴修理を7年間行った。個人店ながら、多い時には100足以上修理の靴が並んでいたとのこと。その中には、他店で断られ続けて5軒目などという方も少なくなかったという。決して高価なものでなくとも、履きやすさであったり、長く履いてきたことで愛着が湧き靴を大切にされる方が多く居ることを強く実感することになる。
また、オーダー靴を作る機会も多く、多くの喜びのお声を頂いてきた。人それぞれの悩みがあり、靴のデザインを維持しようにも、甲が高過ぎる方や幅の広い方など、見た目が悪くなる場合もあるのがオーダーの難しさであるとのこと。それを高い技術力で解決していく。お客様に「気付けばこればかり履いてる」などと言われることが一番の喜びだそうだ。
そういった靴を間近で見てきた兄弟だからこそ、当初の予定を大幅に超えて、オリジナルブランドを出すまでに7年もかかってしまったようだ。現在は他社製品の修理は行っておらず、自社製品のクオリティを維持し、実店舗でのセミオーダーを行っている。
これまでの自分達の経験から、壊れにくい靴、履きやすい靴を作る知識と技術力を基に、その人にとっての"お気に入り"を目指した靴作りをしていくとのこと。


"Argo"の靴作りへのこだわりは、「とにかく自分達が思うカッコいい靴を作り続けること。」「永く履けて機能性に優れた靴を作る事。」
修理やオーダーで得た技術力と知識を基に、革靴やブーツなどクラシックな印象を残しつつも、移り変わる現代ファッションにマッチした男らしい靴を作っていくと熱く語ってくれた。
武骨でいてドレス。ヴィンテージでクラシック。時代に沿いながらも、それでいて変わらないものも取り入れた靴作りを追求していくとのこと。
