こちらの商品は"受注生産商品"です。
※現在の納期:約2週間後発送※
- オーダーしたサイズで作る -
幅や甲が大きい方小さい方、左右差がある方など既製品では合わずお困りの方も、メジャーで測って備考欄に記入するだけで、要望のサイズにお作りしております。(例:左右差のある方の場合、ショッピングカート内の備考欄に〖 右 幅26.5cm / 左 幅27.2cm〗 等わかるようにご記入ください。)
◉ 測り方はページ下の動画で詳しく載せてあります↓
ー商品説明ー
ラップアップサンダルとは、その名の通り足を包み込んでくれるサンダルである。
裏革はソフトなホースレザーを使い、甲全体を包み込み柔らかい履き心地を生む。
[↑クロムエクセルレザー:ブラック
パンツの裾から覗くバックルストラップはエンジニアブーツのような無骨さがありながら、オープントゥの通気性は、暑い夏場でも快適な履き心地を得られる。
マリアム社 ”ホースバットレザー” 2color
傷やシワが多く、取れる部位が非常に少ない希少な厚さ2.7mmのホースバットを贅沢に使ったサンダル。
ホースバットとは、馬の臀部(コードバン)手前から腰までの希少部位のことを言い、製法は渋なめししたフルベジタブルタンニン鞣しで作られたもの。
胴体の革よりも肉厚で堅牢な質感と、馬革特有のトラ、傷が漢らしく目立ちます。
履き込むほどに艶感が増し、シワの入りや、傷つけば茶芯が覗き込み、経年変化が楽しめます。
通常ホースバットは硬く、クラックが起こりやすいが、Argoでは製造途中の状態で仕入れ、独自に染め上げており、柔らかく、履き心地に適した、しなやかな革質に仕上げている。
中でもマホガニーは一点一点染め上げるオリジナルカラーであり、エイジングを重ねるごとに風合いが出てくる特徴がある。
2color[ブラック・マホガニー]
ホーウィン社 ”クロムエクセルレザー”
ホーウィン社のクロムエクセルレザー。2.4mmもの厚みはサンダルでありながらも存在感がある。4種類以上のオイルを含むしっとりとした濡れ艶と、柔らかく馴染みが早い特徴がある。さらに、ライニングには当たりの柔らかいホースレザーを使用し、しっとりとした肌触りが足を包み込む。
2color[ブラック・バーガンディ]
テンペスティ社 ”エルバマット” 5color
創業100年以上のイタリア トスカーナに位置するバケッタ製法を得意とするテンペスティ社のエルバマットレザー。牛の中でも強度の高い尻部(バット)を厳選し、特許取得した独自製法で通常の1.5〜2倍のオイルを染み込ませ、初めはマットな質感から徐々に深みを帯びた濃い色味と艶の出るオイルドレザーである。厚さ2mmのオイルドレザーは履き初めから足馴染みも良くイタリアならではの発色の良さが感じられる。
5color[ネイビー・グリーン・バーガンディ・マスタード・ダークブラウン]
長く愛用できるインソール
インソールには厚さ6㎜のへたらないクッションを全体に敷き、縦アーチサポートを採用。歩行疲労緩和、足やヒザ、腰への疲労を和らげる。
自分の足にフィットするソール
ミッドソールはレザーソールを採用し、程よく硬さがあることにより、歩行時の安定性を高め、通気性を上げ、経年変化により自分の足に合った反りあがりが形成され、歩きやすくなる特徴を持っている。
アウトソールにはビブラム社 #8327を使用。
衝撃吸収性と軽量性優れ、スポンジ素材の中でも耐摩耗性に優れているものを採用。
愛用するためのこだわり
ミッドソールまでを縫うことにより、何度でもアウトソールを剥がして交換することが可能になっているため、何年も愛用していただける作りとなっている。
-サイズ-
◎サイズ◎
※こちらのサイズは裸足での実寸表記となります。
- 長さ -
・22cm-30cm
- 幅(ウィズ)・甲 -
・D〜E
・オーダーサイズ(採寸していただき、そのサイズにお作りいたします。)
オーダーサイズの測り方
素足で、縦の長さと幅・甲をメジャー等で測り、
[カートに追加する]をクリックし、[備考欄]に記載してご注文いただければ、
オーダーサイズでお作りいたします。
↓下の動画では測定方法を詳しく載せてあります。
● 安心して購入していただくために●
・商品到着後、綺麗に梱包から出し、清潔な足で、商品に傷がつかないように、部屋でのみお履きください。
痛いくらい小さかったり、脱げてしまうくらい大きい場合は、1度のみ送料無料で交換可能です。
※サイズ交換の条件 → 詳しくはこちら
熟練の靴職人兄弟によるこだわりのハンドメイドサンダル
品番:ラップアップサンダル
-商品説明-
アッパー :ホースバットレザー/クロムエクセルレザー/エルバマットレザー
ライニング : ホースハイド
ソール : ビブラム社#8327[ヒール付き]
・この商品は受注生産のため、ご購入後、通常納期2週間後発送となります。
Argoについて
初めて買った革靴は18歳の時のレッドウィングブーツ。ある日、水溜まりを踏んでしまったときに中に染み込まなかったことに感動した。次の時は、車のタイヤに踏まれたが、全くへこまず、どうもなかった。このことをきっかけに『ブーツの凄さ』『どんな構造なのか』と興味が湧いたようだ。そこから、ブーツを手作業で作れることを知り、靴の学校に通うようになり、靴の世界へのめり込んで行くことになる…。
創業者の田中は熱く語る。
「靴の学校に通い、基礎は学べたのですが、そこからは独学でした。身近な人にオーダーしてもらうことから始まり、試行錯誤の繰り返し。一足の靴を作ると言っても、靴のシワの入り具合、フィット感など、いくつも課題が出てきます。時には浅草へ修行に行き、様々な方法を試して、課題を消化していきました。それは10年経った今でも変わらず新しい課題を日々解決していっています。」
そう語る言葉からは、靴に対する強いこだわりが垣間見える。
「僕が靴作りをしている時に、大学生だった弟が余った革の端材で革小物を作っていて、、そのうち靴作りに興味を持ち出して、どうせなら2人で靴のブランドを立ち上げようと。ですが、経験が乏しいということもあって、まずは世界中の靴を知ろうと思い、修理から始めようと。」
"靴ブランドを立ち上げる"為に、今の靴を知る。その目的のために動き出した兄弟は、それぞれ別の靴修理店に修行しにいった田中兄弟。
1年後、"靴修理のArgo"としてスタートした。
その後Argoは、靴修理を7年間行った。個人店ながら、多い時には100足以上修理の靴が並んでいたとのこと。その中には、他店で断られ続けて5軒目などという方も少なくなかったという。決して高価なものでなくとも、履きやすさであったり、長く履いてきたことで愛着が湧き靴を大切にされる方が多く居ることを強く実感することになる。
また、オーダー靴を作る機会も多く、多くの喜びのお声を頂いてきた。人それぞれの悩みがあり、靴のデザインを維持しようにも、甲が高過ぎる方や幅の広い方など、見た目が悪くなる場合もあるのがオーダーの難しさであるとのこと。それを高い技術力で解決していく。お客様に「気付けばこればかり履いてる」などと言われることが一番の喜びだそうだ。
そういった靴を間近で見てきた兄弟だからこそ、当初の予定を大幅に超えて、オリジナルブランドを出すまでに7年もかかってしまったようだ。現在は他社製品の修理は行っておらず、自社製品のクオリティを維持し、実店舗でのセミオーダーを行っている。
これまでの自分達の経験から、壊れにくい靴、履きやすい靴を作る知識と技術力を基に、その人にとっての"お気に入り"を目指した靴作りをしていくとのこと。
"Argo"の靴作りへのこだわりは、「とにかく自分達が思うカッコいい靴を作り続けること。」「永く履けて機能性に優れた靴を作る事。」
修理やオーダーで得た技術力と知識を基に、革靴やブーツなどクラシックな印象を残しつつも、移り変わる現代ファッションにマッチした男らしい靴を作っていくと熱く語ってくれた。
武骨でいてドレス。ヴィンテージでクラシック。時代に沿いながらも、それでいて変わらないものも取り入れた靴作りを追求していくとのこと。
2021年5月より第一弾としてサンダルを2パターン、Winchを出したArgo。間近で見るとまた一味違う佇まいに目を惹かれた。
今後様々な靴を出していく兄弟の作品は、ぜひ、自分の目で確認してほしい。